色彩と購買欲
【色彩と購買欲について】
買いたがる脳 より一部引用
『青や緑のような寒色は気分をリラックスさせ、
オレンジや赤などの長い波長の色は興奮させ
る
·小売店の内装は、暖色系(オレンジなど)よりも寒色系のほうが買い物客の評価は高い
·飽和度(強さ)が高い飽和色は楽しい気分になるが、寒色にくらべて恐怖心につながりやすい
·暗い色が大部分になると、敵対心や攻撃的心理を起こしやすい
·赤と黄緑のように反対色を組み合わせるとストレスや緊張感を高め、マイナスイメージを引
き起こして、その場を離れたい気分にする』
アリゾナ州立大学のジョセフ·ベッリッツィとカンザス大学のロバート·ハイトは、ほぼ赤、ほぼ青という2種類の店舗で売上を比較している。
それによると青い店のほうが赤い店にくら
べて購入額は多く、購入判断も速く、店への好感度も高かった。
その違いは、ほぼ間違いなく色彩によるものだとされている。身体的に興奮状態であっても、赤は否定的で緊張した気分にさせ、青は穏やかでリラックスした気分に導き、前向きにショッピングができる
』