読書メモ ブランディング
読書メモ 「ソーシャル時代のブランドコミュニティ戦略 つながる、発信する、共に創るためのプラットフォーム構築法」著者 小西圭介
🔺コミュニティ・プラットフォーム戦略のポイント
❶リアルとオンラインなどの✅複数のコミュニティとの連携
❷✅ユーザー特性を踏まえたインタラクションの設計
❸✅マーケティング目的に合わせたコミュニティ・タイプの選択
❹コミュニティの✅5つの構成要素の検討
❺✅継続的な参加を促すモチベーションの設計
→❺に関して本文より一部補足として引用です。
p151
『私たちは、こうしたフレームワークも参照しながら、調査を通じてブランドコミュニティに関わる『参加者のモチベーション』と行動の独自モデル化を行ってみた。
次ページ図41
このように、✅横軸を関係性重視か自己重視かとう基準軸に、✅縦軸を能動的か受動的かという基準軸にすると、『参加者のモチベーション』は、次の4つのグループに分類できる。
①✅自己達成 ブランドのサポートや参加者の力を借りて自らの目的を達成したい。
②✅個別化……もっと自分に合った製品や特別なサービスを提供してほしい。
③✅帰属\承認 コミュニティとつながりをもちたい、認めてもらいたい。
④✅他者貢献……自分の能力を世の中に役立てたい、応援したい。
これらの要素が✅複合的にユーザーの✅アクションと✅参加のモチベーションを生み出しているのだ。
特にソーシャルコミュニティにおいては、自己にとっての便益だけでなく、✅他者との結びつきや貢献など、✅『関係性がもたらす価値』の充足欲求が高まっている傾向にある。』
❻価値共有とフィードバック・サイクルの設計
❻価値共有とフィードバック・サイクルの設計
❻が重要なので、補足としてP153より一部引用です。
『最後は、コミュニティ·プラットフォームでの共有価値にもとづく参加者の行動が、✅持続的なブランドとの関係の基盤となり、知識やコンテンツ、✅資産として蓄積·活用されるための✅『フィードバック·サイクルの設計』である。
ここでは、✅ユーザーが主体となって製品·サービス体験を✅『共有価値』として増幅させなが
ら、その✅『集合的な知識·体験』を企業がいかに✅マーケティング·サイクルに取り入れる仕組
みを設計するかがポイントとなる。
先に述べたように、コミュニティにおける✅対話やリサーチにとどまらず、✅生活者の行動データやライフログ自体が共有·参照されることで、✅『集合的な価値』をもつといったサービスの機能を創り出す機会がある』